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2025.03.11

最終処分場の未来を考える  国立環境研究所 山田室長による社内講演会を実施

ツネイシカムテックスは3月5日、国立環境研究所 山田正人室長をお招きして「最終処分場の安定化と廃止」についての講演会を福山工場で実施し、62名が参加しました。

最終処分場は、廃棄物の最終処分(埋立処分)を行う場所です。廃棄物処理で減容化・再資源化した際に発生する残渣(ざんさ)などを生活や環境へ影響が生じないよう適切に貯留し、安定化・無害化する役割をもっています。

今回の講演では最終処分場が環境に与える影響や廃止までのプロセス・廃止基準について学びました。

廃棄物の種類や処理方法にもよりますが、最終処分場は埋め立て直後に悪臭やガスが発生することがあります。しかし、時間の経過とともに廃棄物の分解が進み、環境への影響が軽減される「安定化」状態となります。
処分場の廃止には、この安定化を確認するために浸出水やガス、温度の基準を遵守していることが必要です。講演ではそのプロセスに向けた、生物化学反応や物理化学反応、水やガスの移動メカニズムを解説いただきました。
また、廃止基準についても詳しくお話しいただき、コンプライアンス遵守のために必要な情報や対策を確認することができました。

参加者からは「国の定める最終処分場の廃止基準のあいまいさから、行政ごとに判断が異なる点やガス発生量非増加基準の不明確さについて理解できた」「今後の注意点なども知ることができて勉強になった」などの感想が寄せられました。

ツネイシカムテックスは、今後も最終処分場の維持・適正管理に努めるとともに、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを積極的に進めてまいります。

 

 

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