2024.09.12
ツネイシカムテックスは9月3日、災害発生時に情報の収集・精査、指示を的確に行えるようになることを目的とした危機対応訓練を実施しました。
この訓練には、緊急対策本部の事務局を担う管理部門の担当者、役員、工場や営業の執行役員・管理職に、ツネイシホールディングス株式会社の危機管理担当を加えた27名が参加しました。
今回の訓練は、過去に広島県湾岸へ甚大な高潮浸水被害をもたらした大型台風(60m/sレベル)などの事例をもとに、特別警報級の台風が広島県に接近するという想定でした。
台風接近前、接近時、通過後とフェーズごとに刻々と変化する情報を的確に収集、従業員の安全確保・工場の対策など各所へどのような指示を出すべきか議論・検討しました。
振り返りでは、「全国に環境事業の拠点があるので、どこまでフォローすべきか判断に迷った」「避難レベルの災害が起こっている中、対策本部はどこにどのように設置すべきかルール作りが必要」「工場の操業を担っている従業員が帰宅できなくなった際の安全確保はどのようにすべきか」など訓練を通じて気付いた課題を参加者同士で共有しました。
訓練終了後、曽我社長から「今後、ますます大型台風の発生が増えると予想されています。今回の訓練を通じて明らかになった課題に対し、これから一緒に対応を考え、災害に備えていきましょう」と総評が述べられました。
ツネイシカムテックスでは、従業員や家族の命を守ることを第一に、来年以降も継続的に危機対応訓練を実施してまいります。