ツネイシカムテックスの子会社として、マレーシアで非鉄金属リサイクル事業を展開しているCycle Trend Industries Sdn. Bhd.（以下、CTI）から優秀社員表彰もかねた選抜社員10人が、常石グループの事業と日本文化を学ぶ目的で10月23～29日にかけて日本での研修旅行を実施しました。

はじめに訪れた大阪では、道頓堀や通天閣の活気ある雰囲気を体感し、続く京都では清水寺や金閣寺などの日本の歴史に触れました。関西を後にした一行は、広島市内観光の後に福山を訪れ、当社の福山工場や神勝寺、みろくの里など常石グループの関連施設を巡りました。

　
特に、ツネイシカムテックスの工場見学では、CTIとは違った技術で廃棄物をリサイクルしていることに驚きを隠せない様子でした。また、両社の社員同士で経験や情報を共有することでリサイクル技術への新たな可能性を見出すことができたようです。

CTIのスタッフからは、
「日本人が非常に親切でした」
「食事が美味しく、また街にゴミなどが落ちてなく、とてもきれい」
「常石造船やツネイシカムテックス、ベラビスタ、みろくの里などの常石グループの様々な事業を見学し、改めて我々は大きな企業の一員となったことへの誇りを感じました」
「持続可能な社会の発展に向けて、環境への取り組みを強化していきたい」
などたくさんの感想が寄せられました。

CTIはマレーシアでE-Wasteや非鉄金属のリサイクルを推進しており、2018年に常石グループ参画しました。日本企業との取り引きも増えていく中で、今回の研修を通じて日本の文化に触れ、理解する良い機会となったようです。

ツネイシカムテックスおよびCTIでは、今後も持続可能な社会の実現に向けて、廃棄物リサイクル事業を通じ、環境保全に対する取り組みを強化してまいります。