2023.09.28
ツネイシカムテックスは9月21日、余水処理施設の更新工事に伴い、安全祈願祭を実施しました。
余水処理施設は、最終処分場からの浸出水を集める余水池の水を処理し、下水道へ放出することができる水質に浄化するための施設です。
現在の余水処理施設は、稼働から35年近く経過し老巧化が問題となっていました。
余水池と現在の余水処理施設
このたびの更新工事では、同型の施設を2系統設置し300㎥/日から600㎥/日へ、従来の2倍の処理能力アップを図ります。この2系統体制により、メンテナンスなどで1系統が停止した場合も、もう一つの施設が稼働することで安定した処理が可能となります。
さらに、近年増加している集中豪雨に伴う雨量増の際にも2系統を同時に稼働させることにより集水、処理ができるようになります。また、構造には既存の施設と同じコンクリート製を採用することで、従来通りの堅ろう性も維持し、長期的に安全な稼働を確保します。
ツネイシカムテックスは、今後も持続可能な社会の実現を目指し、環境保全の徹底に取り組んでまいります。