2023.06.12
6月5日、ツネイシカムテックスは福山工場で福山地区南消防署との合同消防訓練を実施し、協力会社を含む100名が参加しました。
毎年、当社では消防訓練を実施していますが、今年は6月1日から運用が開始された「消防施設説明者制度(※1)」の対象施設に指定されたこともあり、消防局との災害時の情報連携を高めるため、合同訓練を実施しました。
※1)火災発生時に必要な情報を迅速かつ的確に収集・把握できるよう、事業所が消防隊に情報提供を行う者を予防規程に定めておく制度
今回の訓練では、雑芥破砕機から出火、廃棄物受入4番ピットへの延焼を想定し、火災発生時の連絡、消火器による初期消火及び自衛消防車による消火、消防署への通報、事務所からの避難などを実際に行いました。また、南消防署の消防隊到着後、消防施設説明者がケガ人の有無や危険物施設の状況等を消防隊に報告するなど、消防署と連携した本番さながらの緊張感のある訓練となりました。
消防車による放水
対策本部設置後、情報提供シートの説明
訓練終了後、福山地区南消防署の青木署長より「"消防施設説明者制度"導入後初めての合同訓練でしたが、全員が真摯、真剣に取り組んでいただいたと思います。特に逃げ遅れなどの人的情報などは、情報提供シートに記入し、消防隊に迅速かつ的確に伝えていただく必要があります。これからも定期的に訓練を実施し、安全確保の体制を取っていただきたいです。」と総評をいただきました。
消防訓練に続き、安全大会・消火器使用訓練も実施しました。曽我社長からは「昨年の訓練は火災発生から放水まで約6分かかりましたが、今年は4分と非常にすばやく行動ができていたと思います。このような事故が起きないよう、日頃の対策をしっかりと行っていきましょう。」と挨拶がありました。
最後に、協力会社を含めた6社8名による安全宣言が行われ、参加者全員による「無災害 無事故 無火災」のガンバローコールで安全への意識を高め、締めくくられました。
社長挨拶
参加者全員でのガンバローコール
消火器使用訓練
ツネイシカムテックスは、これからも定期的に消防訓練を実施していくことで、火災・事故への備えを徹底し、安全への取り組みを一層強化してまいります。